椎間板ヘルニアになったさいに整形外科へ行きレントゲン後に説明があり、
腰の牽引を頑張って3カ月ほどうけたが全く症状が変わらなかったというお話をカウンセリング時によく聞きます。
そもそも腰の牽引とはどのような目的でおこなっていくのでしょうか?
腰の牽引の実際のところを簡単に解説していきます。
腰の牽引の目的とは
腰を引っ張ることで狭くなった関節・神経の出口・椎間板への圧力を軽減させて緩和させていくという目的があります。
私自身開院時の最初の3年ほどは試しで使っていましたが個人的な見解では9割ほどの方は牽引をして緩和されるということはありませんでした。
同様に他の整形でうけたが全く変わらなかったというご相談もいただいており逆に不調が強くなったという方までおられます。
実際の研究結果は?
以前にだされた日本腰痛ガイドラインという資料では牽引施術についてのエビデンスは不足している状態とのことです。
つまり有用性が認められてはいないというような状態なのです。
もし骨盤・背骨の関節・筋肉が本当に引っ張って整う・伸びるのであれば、この何十年でもっとたくさんの方の高評価があるはずです。
引っ張ることで伸びるという安易な考えがそもそも間違っているのかもしれません。
腰の牽引はしません
当院では基本的には関節を引っ張るということはしておりません。
逆に関節が近づいているからこそ安定して滑らかにうごくことが出来るからです。
手技による施術で関節・筋肉を健康な状態へと整えていき辛さを緩和させていきます。
もし現在他院で牽引をしているのにつらさが緩和されないという方は一度お気軽にめいじゅ鍼灸整骨院までご相談ください。