椎間板ヘルニアとは背骨の支えであり、クッション材である椎間板(繊維性軟骨)がこわれて髄核という組織が飛び出し神経を圧迫するものです。
この椎間板は大人になるにつれてクッション性が低くなり繰り返しの動作・スポーツ・不良姿勢などによって壊しやすくなります。
椎間板ヘルニアと一言でいっても様々な状態がありますので、
今回は簡単に説明をさせていただきます。
椎間板ヘルニアの4つの分類
膨隆型
椎間板の髄核が後ろ側に少し膨らむが椎間板の表面の繊維輪は損傷していない、
または繊維輪の一部が部分断裂をおこしている状態
脱出型
髄核の一部が繊維輪の裂け目にはいっているが、背骨のまわりにある靭帯は飛び出していない状態
脱出型(靭帯を飛び出している)
髄核の一部が背骨の周りにある靭帯を破りヘルニアが飛び出した状態
遊離型
脱出型ヘルニアで椎間板からはなれて脊柱管内に転移した状態で、
症状が強くでて手術になることも多いタイプです。
このようにヘルニアにも4つのステージがあります。
椎間板の状態はレントゲンだけでは分からず、MRIやCTで状態をしらべることが必要です。また最近ではヘルニアと整形でいわれても手術ではなく保存療法で経過をみるという場合が多いです。
もし現在検査をしてヘルニアと言われたが、どうしていいのか分からないとお悩みならめいじゅ鍼灸整骨院へご相談ください。